『ドキュメンタル』が必ず映画化すると思う5つの根拠


この記事を見てくれている、全ての「ドキュメンタル」ファンへ断言したい。

「ドキュメンタルは映画化するべきだ。」

これは、現時点で公開されている全3シーズンを何十回も見直し続けている私が強く感じていることだ。

 

そして私は、これから1〜2年の間に、必ずドキュメンタルが映画化することを確信している。

今回は、その理由と根拠を説明しよう。

 

その前に、まず『ドキュメンタル』を全く知らない人のためにも、この番組の特徴と魅力をご紹介しよう。

※ シーズン3までの内容に一部触れています。ネタバレにご注意ください。

 

『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』とは

ドキュメンタル 映画化 ロゴ
©︎2016 YD Creation

簡単に言うと

「10人の芸人が自腹の100万円を持ち込んで笑わせ合い、最後まで笑わずに残った人が賞金を総取りする。」

というもの。

戦いの舞台は密室。バッグに入るものなら何でも持ち込み可能で、制限時間は6時間

いわば、芸人たちによるリアルファイトのようなもので「このシンプルなルールなら、本当に面白い芸人を決めることができるんじゃないか」とダウンタウンの松本人志が立案したものだ。

ドキュメンタルの舞台となる一室
©︎2017 YD Creation

有料動画配信サービス「Amazonプライムビデオ」のオリジナルコンテンツとして、2016年12月から配信が始まり、現時点でシーズン3までが配信され、そして今年の冬には既にシーズン4の配信も決定している。

まさに、テレビではなく動画配信ならではの「実験的な」番組として始まったのだが、今では配信開始日の0時にはパソコン前で待機しているほどの熱烈なファンが急増している。

清水翔太や小島瑠璃子、マキシマムザホルモンといった各界の著名人も、Twitterなどでその熱中度を投稿している。

なぜここまでの熱中なファンが続出しているのか。

そこで、私が考える「ドキュメンタル」ならではの3つの魅力をご紹介しよう。

 

① 放送コード無し、何でもあり。

野性爆弾くっきー この仕掛けは絶対に地上波ではできない。(シーズン1より)
©︎2016 YD Creation

「やってはいけない」ことであふれている民間放送のテレビに対して、「Amazonプライム」などのネット配信番組ではその制限がかなりゆるく、特にAmazonは下ネタに相当寛容のようだ。

そのため、地上波では仕掛けることのできない笑いやネタを存分に繰り出せるので、笑いの幅が相当広がる。

「下ネタに走りすぎている」「下品だ」という声も多くあがるほど、クセのあるグレーな笑いが多いのだが、この「テレビでは見れないもの」を見ることができるというのも、ネットならではの魅力だろう。

 

② 笑いを耐える顔がめちゃくちゃ面白い。

本気で笑いをこらえる宮川大輔 これだけ見ればただの変顔(シーズン2より)
©︎2016 YD Creation

芸人が笑わせようとする本気のネタよりも実は面白いのが、芸人が本気で笑いを堪えている表情だ。

同様の番組に、年末の「笑ってはいけない」があるが、それは笑うとケツをしばかれるだけなのに対し、この場合は自腹の100万円を失う。この重荷から生まれる本気の我慢がかなり面白い。

写真の宮川大輔を見てわかるように、顔に全力で力を入れて笑いを堪えている。下のジミー大西も同様に本気で笑いを堪えているのだが、この表情が最高に面白い。

参加者は10人いるので、まさに十人十色の我慢の表情が見れる。これがクセになってしまう人も多いだろう。

いたって本気。笑いをこらえるジミー大西(シーズン1より)
©︎2016 YD Creation

ちなみに、チェアマン(審判)である松本人志はというと、別室でかまわずゲラゲラ笑っている。

彼のツッコミやコメントもいちいち面白いので、彼と一緒に見ている鑑賞者のような感覚で見ることができるのもひとつの魅力だ。

 

③ 芸人としての実力が全て露わになる。

芸人の能力が試されるガチンコ勝負 シーズン2より
©︎2017 YD Creation

この作品のシビアな点は「参加者の芸人にとって、頼れるのは自分だけ」であるということ。

つまり、バラエティ番組のように他の人に助けを求め、笑いを取ってもらうことができず、自分で考え、動き、笑わせなければいけない。

参加者の一人、サンドウィッチマン伊達みきおも「出たい番組じゃなく見たい番組」と表現していたように、芸人にとってこの番組に出るということは、自分の実力をさらけ出すことと同じなのだ。そうして見事、自分を最大に引き出して大きな笑いをとる芸人もいれば、残酷なほど笑いを取れず、滑り倒して最後の方まで残ってしまうというような芸人もいる。

そして、私たちはまさにそれをドキュメンタリーのように目の当たりにするのである。

芸人たちにとって笑わせる相手が私たち視聴者ではなくその場にいる芸人であるということも、普通のバラエティ番組と異なる特徴で、また違った面白さを体感できるはずだ。

 

これまでの説明でもよくわからなかった人は、Amazon公式が用意した説明動画を見ていただきたい。

 

 

基礎知識を説明したところで、次に、これまで放送された全3シーズンをざっとおさらいしよう

シーズン1 実験の始まり

ドキュメンタル シーズン1
ドキュメンタル シーズン1 2016年12月放送
©︎2016 YD Creation

まさに「実験」として始まったシーズン1のメンバーは、出場者全員が吉本興業所属という内輪だけの戦いとなった。

宮川大輔、フジモン、トレンディエンジェル斎藤といったテレビ出演の多いメンバーから、アントニーやくっきー、とろサーモン久保田といった収入の苦しいメンバーも意を決して集まった。

シーズン1はまさに第1回戦ということもあり、全員が様子を見ながら比較的スロースペースで戦いが続いていった。

結果、少しずつ人数が減っていき、6時間経った時に残っていたのは3人。今回はノーコンテストということで、優勝者が決まらないまま次シーズンに持ち越しとなった。

 

 

シーズン2 初の優勝者が誕生

ドキュメンタル シーズン2
ドキュメンタル シーズン2 2017年5月放送
©︎2017 YD Creation

シーズン1の放送で、芸人の中では「ドキュメンタル」がめっきり有名になったらしく、シーズン2では比較的テレビでよく見る10人が集まった。

シーズン1で場を上手くかき回した宮川大輔、フジモン、ジミー大西が続投したほか、今回は他事務所からバナナマン日村、バイきんぐ小峠、アンジャッシュ児嶋といった人気芸人も集結した。

また、今回からはポイント制が導入。最終的に2人以上が残った場合、6時間で相手を笑わせたポイントの数で優勝者を決めるという制度が生まれ、今まで以上に濃く、動きのある空間が生まれた。

その結果、松本人志も「こういうのが見たかった」と大満足するほどの傑作となり、最終的に残った2人による死闘の末、ポイント制で初の優勝者が誕生した。

 

 

シーズン3 ゾンビルール導入で前回とは違ったラストに

ドキュメンタル シーズン3
ドキュメンタル シーズン3 2017年8月放送
©︎2017 YD Creation

もはや芸人として、選ばれたら逃げてはいけない舞台となったこの戦い。これまでとはまた違った、屈強なメンバーが集まった。

シーズン1で記憶に残る活躍を見せたくっきーが続投、テレビで引っ張りだこのフット後藤、ロバート秋山、ケンドーコバヤシが参加するほか、地上波にはなかなか出演できない極楽とんぼの山本圭壱も満を持して出演した。

このシーズンからは、人数が少なくなった時の硬直状態を避けるために、ゾンビルールが導入。脱落したメンバーが、100万円の返金を目指して生存するメンバーを笑わせるために復活することができるようになった。

このルールで、これまではできなかったチームプレーが生まれ、ゾンビだからこそできる禁断のネタを放り込むなど、さらに面白い作品になった。

 

 

さて、これまでが「ドキュメンタル」についてのおさらいである。

これから本題に入るのだが、もう一度主張させていただきたい。

ドキュメンタルは今後、必ず映画化する。

私がこのように思う根拠を、5つに分けてまとめてみた。

 

根拠1:一定層の熱烈なファンがいる

映画化する作品の条件として、世間的な知名度は全く必要ない。必要なのは熱狂的なファンだけだ。なぜなら、彼らはお金を払ってでも必ず見に来てくれるから。

これまで映画化されてきたもの、特に深夜アニメの劇場版やアーティストのライブビューイングなどがその例だが、お金を支払ってでも見にきてくれる一定数の熱烈なファンさえいれば、必ず彼らは映画館に足を運んでくれる。そうしてヒットを勝ち取った作品も少なくない。

そして、「ドキュメンタル」にも熱烈なファンが多い。制作側はそれを#ドキュメンタリアン と名付けているのだが、新エピソード配信日にはTwitterに彼らの感想が溢れるほどだ。

また、あ0時にシーズン3の最終話が放送されるはずだったのに、システムエラーで8時間も遅れてしまった時には、0時に待機していたドキュメンタリアンたちがTwitterで騒ぎ始め、公式アカウントが炎上してしまったこともある。

 

根拠2:もともとお金を払わないと見れない課金制の作品である

先ほど「お金を支払ってでも」見にきてくれる熱狂的なファンと表現したのだが、この条件は既にクリアしている。なぜなら、先ほど説明したように「ドキュメンタル」を配信しているAmazonプライムそのものが有料会員サービスだからだ。

おそらく「ドキュメンタル」を見るためにプライム会員になったという人の方が少ないとは思うが、これをきっかけに会員になったという人も多く、いつも無料で見ているTVドラマやバラエティ番組を映画化した時よりかは、お金を払うハードルが低くなることは間違いない。

 

根拠3:出演者と映画館の観客の立場が酷似している

ドキュメンタルに出演している芸人の立場を整理してみよう。

参加費としてお金を支払い密室の中に閉じ込められ、生き残るために笑いをこらえる

これに対し、映画館の観客も、座席料金としてお金を支払い、映画館という閉ざされた空間で、静かにするため(周りに迷惑をかけないため)に笑いをこらえる

かなり似ていると思わないか!?この2者にこれらの共通点があることによって、観客は参加者たちの疑似体験をすることができるのである!

聞くところによると、ドキュメンタルをわざと満員電車の中で見て、笑いをこらえる挑戦をするファンもいるみたいなので、それを映画館の大スクリーンでとなれば、間違いなく劇場に見に来てくれるだろう。また、映画館独特の微妙な空気感も相まって、さらに面白さが増すかもしれない。

 

根拠4:既に大スクリーンで体験イベントを行っている

実は、先ほど提案した「疑似体験」、もう既に公式スタッフが「体験イベント」として視聴者に場を提供している。これはシーズン3のPRイベントの一環として行われた上映会で、東京のアキバシアターという劇場でおこなったもの。

これは単なる舞台挨拶付きのインタビューであるが、私にとってはこれが「大きなスクリーンでやったらどうなるか」という実験も兼ねていたと考えずにはいられない。

実際にイベントも大好評だったようなので、映画館での上映をする可能性もさらに高まったのでは?

 

根拠5:Amazon本社が映画製作にかなり前向き

GIZMODOの記事より引用

最後の根拠は、Amazonプライムを運営しているAmazonのアメリカ本社が、2015年から積極的に映画製作に乗り出しているから。年間12本の制作を目標としており、最近は、Amazonがジェームズ・ボンドの「007シリーズ」の配給権獲得に乗り出したことも報道され、話題となった。

ここまでAmazon本社が、本気で映画製作に乗り出そうとしているのであれば、日本が自社製作の番組を映画化することを止めることなどなく、むしろ大いに歓迎し、もしかすると資金の援助だってしてくれるかもしれない。

また、「ドキュメンタル」のもう1つの製作会社は吉本興業であるが、実は吉本も映画事業に積極的に関わっており、松本人志監督、品川ヒロシ監督の作品や、最近では板尾創路監督の最新作『火花』の製作にも携わっている。

 

 

こうしていくつかの根拠をあげてみると、既に

「ドキュメンタルは映画化への必要条件を完全に満たしている」

と言っても過言ではない。集客力、コンテンツ力、製作力の全てが揃っているのだ。

 

 

映画化成功の先輩『ゴッドタン キス我慢選手権』

『ドキュメンタル』と同系統の作品が映画化したケースに、テレビ東京の人気深夜番組『ゴッドタン』から生まれた『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』がある。

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE

これは「ゴッドタン」の名物企画「キス我慢選手権」を映画化した作品。

「Mr.キス我慢」の称号を受けた芸人・劇団ひとりが本名の川島省吾名義で主演を務め、キスをせがむセクシー女優たちが次々と襲いかかる中、アドリブで芝居しながら24時間キスを我慢し続けるという過酷なミッションに挑むというもの。

2013年に第1作が公開され、大好評だったことから翌年の2014年には第2作も公開された。

この番組の面白さは、セクシー女優たちによる地上波では見ることのできない攻撃と、劇団ひとりのアドリブによるどうなっていくかわからないドキュメンタリーさにある。

この面白さはドキュメンタルも持ち合わせている。芸人たちによる地上波ではできない下ネタ攻撃と、どうやって笑いが生まれていくかわからないドキュメンタリーさがあるのだ。

いかがだろうか、本当に映画化しそうな気になって来ないだろうか。

以上が、筆者が考える『ドキュメンタル映画化』の根拠である。

だが、1点だけ考慮しなければならない点がある。上映時間だ。

通常の映画は、上映時間の平均が2〜3時間なのに対し、「ドキュメンタル」1シーズン全話の合計時間は45分×5の約4時間。この問題を解決するには、前編後編で上映を分けるか、もしくは3時間まで省略するという方法があるが、いかがなものだろうか。

この点については少し検討が必要だ。

 

おまけ:来たるシーズン4の出演者予想 確定情報も!

シーズン3の最後にアナウンスされた
©︎2017 YD Creation

最後に、今年の冬に解禁されるシーズン4の出演者を、筆者の願望ありで予想していたのだが、この度ついに出演者が明らかになった。答え合わせも含めてご紹介しよう。

ちなみに私が考えた10人は、あくまで全員が初登場だったら…という過程である。

1 劇団ひとり

2 千鳥 大悟

3 チュートリアル 徳井

4 ハリウッドザコシショウ

5 タカアンドトシ トシ

6 森三中 黒沢

7 中川家 礼二

8 おぎやはぎ 矢作

9 澤部佑 ハライチ

10 アンガールズ 田中

と、当たったのは2人だけでした…お恥ずかしい…

 

シーズン4の出演者が確定!

それでは、発表になったシーズン4の出演者をご紹介しよう。

と、素晴らしい顔ぶれである。

経験者が2名、相方出場経験ありが2名、初参戦が6名、そして千鳥が初のコンビで参戦。

 

今から楽しみで仕方がない!笑

 

以上、ここまで全て筆者による勝手な考えと妄想であったのだが、もしこの映画化が本当に実現した場合、少しだけ胸を張らせていただきたい。

 

とりあえずはシーズン4の情報解禁を心待ちにしよう。

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