2018年は誰に注目?ジャニーズ2018年出演映画一覧


2017年も残るところあと3か月強…。先日公開した記事でも触れたのだが、今年は邦画にとって少し厳しい年であったと言わざるを得ない現状だ。残り3か月の間にも、知名度の高い作品が控えてはいるのだが、どこまで追い上げることができるか、少し怪しい様相ではある。

2017年もあと3ヶ月!2017年邦画興行収入これまでのまとめ

さて、2017年邦画界は興行的に不振だったかもしれないが、大きなスクリーンで美しい顔を見るという楽しみに大満足した方も多いのではないだろうか。ジャニーズファンであれば、忍者姿の大野智、高杉晋作の堂本剛、警官に扮する亀梨和也、不老不死のキムタクなどなど。一方で、チアをやっている広瀬すずや中条あやみや、まだ公開前だが、なぎなたを振るう乃木坂メンバー目当てに劇場に行く人もいたことだろう。今回は、その中でも今後(2018年)にスクリーンに登場予定であるジャニーズ俳優&作品に着目して紹介していく。権利の関係上、画像的に少しさみしい記事になってしまうことはご了承いただきたい。

『羊の木』(関ジャニ∞・錦戸亮)

本作は、イブニングKC刊にて原作:山上たつひこ、作画:しがらしみきおのコミックを元にアスミック・エースが実写映画化した作品だ。作品ページによるイントロダクションは、下記の通り。

さびれた港町・魚深市に移住してきた見知らぬ6名の男女。
ごく普通の市役所職員・月末は、彼らの受け入れを命じられた。
やがて月末は衝撃の事実を知る ―――
6人の移住者は全員、元殺人犯。6人を受け入れた町は、静かに変わり始める。

上記作品を、『紙の月』『霧島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が指揮する。そして、気になるジャニーズ出演者は、関ジャニ∞の錦戸亮だ。錦戸は、久しぶりの映画出演となる。というのも、2014年夏公開の『エイトレンジャー2』以来の映画作品となるからだ。実に4年近く。スクリーン一杯に映し出される錦戸の姿を心待ちにしていたファンにとって、公開日は実に嬉しい瞬間となることだろう。

今回、錦戸が演じるのは、元殺人犯を受け入れる市の職員、月末。元殺人犯が、厚生プログラムの一環として何気ない街に送り込まれ、生活をする(そして、その事実を知っているのは、市長と月末とその友人のみ)という設定自体が無論面白いのだが、その中でもプログラムの実情を知りつつ市民とも接する月末は興味深い立ち位置のキャラクターとなることだろう。その葛藤を、錦戸がどう演技で魅せるのか期待したい。

2018年2月3日公開予定!

 

『空飛ぶタイヤ』(TOKIO・長瀬智也)

続いてはこのお方、長瀬智也出演の最新作を紹介しよう!出演する作品は、一大ブームを巻き起こした『半沢直樹』やアツ~い下町工場の様子を描いた『下町ロケット』等多くのドラマ原作を生み出してきた池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』である。そして、ここまでドラマが作られておきながら、池井戸潤原作の映画作品は本作が初なのである。物語のプロットは以下の通り。事故を起こした運送会社の社長が、自社の無実を証明すべく巨大企業の闇に挑むという物語となっており、三菱自動車が1977年から23年間にわたり約70万件ほどのリコールを隠ぺいしていた事件を題材としたノンフィクション作品である。

公開日はまだ未定!続報をお楽しみに。

本作の情報は、まだあまり解禁されていないのだが、長瀬智也が赤松運送の社長を、ディーン藤岡が巨大自動車企業ホープ自動車のカスタマー戦略課長を演じる。長瀬智也も多くの映画作品に出演しているわけではないのだが、池井戸の熱い経済小説に登場する熱い社長役を演じるのに、これほどの適任はないといえる。『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』にて赤鬼役を演じたTOKIOの男前は、池井戸作品で社会の不正をただす鬼役になるというわけだ。両者で作風はガラリと変わるのだが、今度は正統派長瀬を見ることに期待が持てそうだ。

ちなみに、本作は既に一度WOWOWにて映像化済みなのである。

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

『ラプラスの魔女』(嵐・櫻井翔)

お次は言わずと知れた名著者東野圭吾より『ラプラスの魔女』の紹介をしよう。この作品は、まず原作が鬼のような面白さなのである。以下、映画公式サイトに掲載されているストーリーを掲載する。

こちらも公開日はまだ未定である。

かつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスは言った。
ある瞬間の全物質の力学的状態とエネルギーを知り、計算できる知性が存在するならば、その知性には未来が全て見えているはずである、と。
全てを知り未来を予見する者…神にも等しいその存在をのちの学者は、[ラプラスの悪魔]と呼んだ。

連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での<硫化水素中毒死>…そして、驚くべきことに、死亡した二人は知人同士であった。
警察はこの不可解な事件の調査を、地球化学の研究者である大学教授・青江修介に依頼する。
もし一連の事件が事故ではなく、他殺と仮定するならば、犯人は「完全無風状態になる一瞬」をあらかじめ知っていて、「その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。そんなことはおよそ不可能だ。[ラプラスの悪魔]でもない限り…。

青江は、封鎖された事件現場の地形・地質・気象を念入りに検証し、自然科学的見地から事件性を否定する。ところが、事件現場に現れた1人の女・羽原円華が、青江の目の前で、その場で次に起こる自然現象を言い当てていく。それは奇跡か、偶然か…。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が起こる…。

さて、少し長くなってしまったのだが、この科学とオカルトとサスペンスが絶妙に混ざり合っている感じが堪らなく興味をそそる。そして、お待たせいたしました。嵐ファンの皆様、主演は櫻井翔くん。その他キャストに広瀬すず、福士蒼汰、監督には三池崇史監督が入る。キャスト・スタッフ共に豪華なメンツで、東野作品の映画化に挑む。そして、櫻井翔は実に4年ぶりの映画出演なのである。(図らずも、2018年は映画出演から遠ざかっていたジャニーズが多く再演を果たすようだ)自身が慶應大学経済学部卒であることや、現在はニュースキャスターとしての仕事にも力を入れている櫻井が、大学教授役を演じる。これまで行ってきた活動が、どういう形で演技に現れてくるのか、楽しみにしたい。

ラプラスの魔女

 

『検察側の罪人』(木村拓哉、嵐・二宮和也)

続いて、『火の粉』や『クローズドノート』などで著作が映像化されている雫井脩介の『検察側の罪人』を紹介しよう。まず、ストーリーだがAmazonにて紹介されている作品紹介を掲載しよう。

検事は何を信じ、何を間違えたのか。

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめるー。

この作品も上記で紹介している『ラプラスの魔女』『羊の木』と同様に、ミステリー・サスペンスのジャンルであるようだ。本作の公開はまだ当分先のようであり、作品ページも作成されていない。現在開示済みの情報を気になるメインキャストとともに明かしていこう。まず、配役だがエリート検事である最上を木村拓哉が演じ、その相棒にして彼を師と仰ぐ若き検事・沖野役に二宮和也が登場する。本作は両2名のダブル主演となっており、初めの方は2人の睦じい関係性が見られるかもしれないが、とある事件をきっかけに2人の進む道は衝突するようになってくる。そういったプロットとなっている。また、ヒロインとして吉高由里子、闇社会の住人役として松重豊らが参戦することが発表済みだ。

2018年中旬あたりの公開になるだろうか。

監督には、『駆け込み女と駆け出し男』『関ヶ原』等でメガホンを取った原田眞人が抜擢。彼に関して、彼の最新作『関ヶ原』に出演しているV6の岡田准一より以下のようなコメントがある。

『関ヶ原には鬼が出る』

現場で厳しい姿を見せる原田監督を、岡田が「鬼」と表現し、関ヶ原には鬼が出るという噂を流していたようだ。作品への想いを強く持ち、それゆえに固く真剣に撮影に臨む監督であるということだろう。『検察側の罪人』ではその鬼っぷりが吉と出るか凶と出るか。作品の続報を引き続き待ちたい。

検察側の罪人 上 (文春文庫)検察側の罪人 下 (文春文庫)

 

『坂道のアポロン』(Hey! Say! JUMP・知念侑李)

続いては、小玉ユキにより2012年まで連載されていた青春×ジャズという斬新なジャンルのコミック『坂道のアポロン』の紹介だ。本作は既にノイタミナにてアニメ化されており、映像化としては第2弾ということになる。

公開日は未定!続報をお楽しみに!

物語の舞台は1966年の佐世保。船乗りである父の仕事柄上、横須賀から佐世保に引っ越すこととなった男子高校生、西見薫は、同じクラスの川渕千太郎と出会う。西見の高校生活は、川渕との出会いを通じてあらぬ方向に進んでいく。秀才で生真面目な性格だった西見だが、正反対の性分と言っても過言ではない川渕の影響により少しずつ気がほぐれていく。また、クラシックピアノしかやったことのない彼は、同じく彼の勧めによりジャズを始める。そして、川渕とつるんでいるうちに、彼の幼馴染、迎律子に恋をして―そんな高校生活が始まる。

上記の紹介文を見ているだけで、少し恥ずかしく、むず痒い気持ちになってくるのだが、そんな甘酸っぱい青春ストーリーをHey! Say! JUMP の知念侑李、中川大志、『僕等がいた』『アオハライド』の三木孝浩監督というザ・青春タッグで実写映画化される。Hey! Say! JUMPの知念は映画出演総数こそ多くはないものの、ここ1年ほどで出演数が急増している。2016年秋より見てみると、2016年9月に『超高速!参勤交代 リターンズ』、同年10月に内村光良とW主演を果たした『金メダル男』、2017年7月に事務所の先輩嵐・大野智と共演した『忍びの国』、そして同12月には『未成年だけどコドモじゃない』が控えているという状況だ。集中的に作品への出演が続くと身体的にはキツいかもしれないが、演技の上達度にはさぞ貢献していることだろう。クールなジャズ奏者高校生という役柄を、近年培った演技力でどう表現してくれるのか楽しみである。

坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)

 

『散り椿』(V6・岡田准一)

さて、お待ちかね。V6の岡田准一が再び(再びどころではなく、もう何度目か分からない)大河作品で登場いたします。タイトルは『散り椿』。この美しいタイトルは、数々の歴史小説を生み出してきた葉室麟による歴史サスペンス小説を原作としている。作品ページに掲載されているストーリーを一部紹介しよう。

木村大作監督×岡田准一のタッグが1年ぶりによみがえる。

享保15年
庵野府政を訴え出たために、時の権力に負け版を追放された男、瓜生新兵衛。
追放後、連れ添い続けた妻の篠が病に倒れ、死を迎えようとした折、最期の願いを新兵衛に託す。
「藩に戻りて、榊原采女様を助けてほしい」というものだった。
新兵衛にとって采女は、かつてはよき友でありよきライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。
そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁を持つ2人であった。

とある。この歴史小説を映像化するのは、黒澤明の元で『椿三十郎』『用心棒』に従事してきた木村大作が監督・撮影を行う。そして、『関ヶ原』にて石田光成役を演じたV6岡田准一が主演の新兵衛を担当する。対する采女役は西島秀俊。実力派そして、大ベテランたちにより壮大な時代劇が繰り広げられそうだ。本作への出演について岡田は以下のように語る。

木村大作監督が77際という年齢になって最高傑作を撮りたい。
しかも監督が若かりし頃、近くで見てきた黒澤明監督への畏怖と挑戦という気持ちから「美しい時代劇」を撮りたいという、そんな監督の思い描く「美しい時代劇」にお声掛けいただき、こんなに嬉しいことはないです。
木村監督とは『追憶』でご一緒させていただき、俳優たちが束になってかかっても、すべてを受け止めてくれる方なので今回も全力で現場に臨めたらと思っています。

岡田も語るように木村監督は日本映画界の中でも巨匠と呼ぶにふさわしい存在。その、木村監督がこれまたベテラン俳優とも言うべき岡田と『追憶』以来、約1年ぶりにタッグを組む。時代劇であり少し落ち着いた作風になることは否めないが、このベテラン同士のタッグがどのように新しく「美しい時代劇」を作り出してくれるのか非常に興味深い。

散り椿 (角川文庫)

 

『曇天に笑う』(中山優馬)

最後は、大ヒットコミックシリーズ『曇天に笑う』の紹介だ。歴史ものが続いてしまうが、本作は明治維新期の日本にて士族反乱が頻発している中、監獄への引率を行う「橋渡し」役を担う3兄弟を主人公とした物語だ。既にアニメにより映像化されている。あらすじは以下の通り。

映画『曇天に笑う』は3月21日劇場公開!

明治維新以降、日本国内では士族反乱などで多くの犯罪者が生まれていたのだが、獄中から脱走する者も多く存在していた。そこで、政府は琵琶湖に浮かぶ脱獄不可能な監獄「獄門処」を設け、重罪者を送り込んだ。かの地に送り込む際の護衛「橋渡し」を担当するのは、大津に住む雲3兄弟であった。彼ら3兄弟が、人々に災いをもたらすという大蛇封印の為に動き出す。

 

この雲3兄弟の長男を福士蒼汰が、次男を中山優馬が演じる。中山の映画出演歴はほとんどなく、2016年7月に公開されている『ホーンテッド・キャンパス』より2作目となる。年齢はまだ23歳。テレビドラマへの出演も多くない為に、経験が豊富であるとは言えないだろう。今後、俳優としての道を考えるならば、松竹配給・福士主演という大きめのタイトルにて名前・演技を売っておきたいところだろう。『曇天に笑う』は、アニメ・劇場アニメ・舞台と複数メディアにて展開されているため作品力は強く、歴史アクションコミックという人気ジャンルでもある。残る問題は、人気アクションコミックの実写化という壁を越えられるかどうかということだろう。

コミックの実写化についての面白い考察を下記記事にて紹介しているので、ぜひともご参照いただきたい。

以上、2018年のジャニーズ出演作品を一部まとめてみた。作品情報について未公開の情報がほとんどだと思うため、続報については引き続き追いかけていきたい。

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